NHKの大河ドラマ『龍馬伝』がやはり面白い。長年の龍馬フリークである僕も久しぶりに龍馬熱が復活してきた。ところで龍馬は「海援隊」を今日の「会社」の先駆として設立し、貿易を立国の基礎と考え、また対地域政府との賠償交渉など民間レベルでの経済問題の対処のツールを見出したことでも知られている。これらすべてに坂本龍馬の「経済思想」的な発想を読みとることができるかもしれない。あるいは横井小楠ら同時代の経済思想の大家との影響関係も調べると面白いかもしれない。 坂本龍馬が実際にどんな人であったかは、現在は文庫版で『龍馬の手紙』という本がでているのでそれを読めばおおよそのことがわかる。僕はいつも思うのだが、坂本龍馬の最大の貢献というか魅力は、おりゅうとのラブアフェア、特にその日本初と形容されることの多い九州での「新婚旅行」ではないかと思っている。薩摩と長州の同盟の仲介も大政奉還も「船中八策」も僕にはこの「新
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