聯合ニュースによると、韓国政府傘下の韓国食品研究院は18日、同国を代表する食品のキムチに、鳥インフルエンザウイルスへの感染やウイルスの活動を抑制する効果があることが動物実験で実証されたと明らかにした。 同ニュースは、新型インフルエンザウイルスへの効果も期待されると伝えた。 聯合ニュースによると、キムチからの抽出物を与えた鶏やネズミと、そうでない鶏やネズミに、鳥インフルエンザウイルスをそれぞれ鼻から注入。キムチ抽出物を摂取したグループは感染率が低く、生存率も高かった。どの成分に効果があるのかは不明という。 中国で2003年に新型肺炎(SARS)が大流行した際、キムチは免疫力を高めるとのうわさが広まり、同国で販売量が急増したことがある。(共同)