「狩撫作品をさらに深く読める道標になるよう、狩撫さんから“バトンを渡された”漫画家や編集者などによる数々の証言で《作家・狩撫麻礼》の実像が浮かび上がる……双葉社、小学館、KADOKAWA、日本文芸社の四社共同編集により、そんな一冊を目指した」というまえがきの通り、マンガやイラスト、文章、対談やインタビューなどで狩撫を語っている本書。高橋留美子、ブルボン小林、かわぐちかいじ、角田光代、ハロルド作石、中村真理子、王欣太、浦沢直樹、松本大洋、いましろたかし、カネコアツシ、嶺岸信明、江口寿史、松森正、たなか亜希夫ら約60名が、狩撫とともに過ごした時間、彼から受けた影響の大きさなどを振り返った。狩撫が過去に答えたインタビュー、名セリフ、作品リストなども掲載されている。