立命館大学国際関係学部の白戸圭一教授が「ジャーナリズムの実践」をテーマに開いているゼミの学生たちが、「パパ活」の実態を取材した。2人の子を持つ50代のある「パパ」は「刺激的な疑似恋愛を求めて」若い女性とデートし、パパ活をしているある女子大生は「1回3~4万」で肉体関係を持ち「生活費の足しにしている」と話す。浮かび上がるのは、男性中心主義や貧困といった様々な社会問題だ。 若い女性が裕福な男性とデートして、報酬として金銭を受け取る「パパ活」。性的関係を持つことが必須ではない点が「売春」や「援助交際」とは異なるとも言われるが、セックスに応じる女性もいるという。いまや男性国会議員の「パパ活」疑惑が週刊誌で報道される時代。筆者が勤務する立命館大学国際関係学部(京都市)のキャンパスでも「〇〇がパパ活している」といったヒソヒソ話が交わされている。 では、一体、どのような女性がパパ活し、どのような男性が「