余地ダムの通路に保管されている日本酒。貯蔵には好条件という=佐久穂町余地の同ダムで2019年7月27日午前10時54分、坂根真理撮影 「ダム×日本酒」の相乗効果は――。長野県営余地ダム(佐久穂町)で約4カ月間貯蔵した日本酒が9月9日から販売される。県営のダム施設内で日本酒を貯蔵するのは初の試み。 余地ダムの内部は1年を通して温度変化が少なく、10度前後に保たれている。湿度も高く、日本酒の貯蔵に好条件だという。酒造が盛んな佐久地域の酒蔵7社の有志「佐久SAKE Aging(酒エージング)研究会」が中心となり、今年から「ダム貯蔵酒」を試験的に導…