1メートル92、88キロ。 中学生、いや日本中を探しても滅多にいない、この体格の持ち主がTehu氏(15)である。東大合格者数で毎年1、2を争う灘中学に通う、この神戸市在住の3年生が、米アップル社の携帯端末「iPhone(アイフォーン)」のアプリで、35万ダウンロードを記録した。そして無料総合3位、医療1位に輝いた。 アプリケーション(アプリ)とは端末上で動かすソフトのことを指す。米アップル社の新型携帯端末「iPhone(アイフォーン)」はハード同様にアプリも人気化しており、すでにビジネスとして多くの個人と法人が参入し、競争環境は激しい。しかし、そこで中学生が1位を取ったということは紛れもない事実だった。 tehu氏が開発したアプリのタイトルは「健康計算機」。誕生のきっかけは、まさに自分自身の体格。「健康計算機はもともと自分の体型に悩みがあったことから作り出されました」と話す。 アプリは無
昨年9月10日に初めて知った「セカイカメラ」。4カ月たってその現物をようやく見ることができた。期待は大きかったが、それが裏切られることはなかった。 頓智・(とんちどっと)が開発中のセカイカメラは、現実世界と仮想的な「何か」をオーバーレイさせていくAR(拡張現実)技術の1つだ。 アニメ「電脳コイル」の電脳メガネをそのままiPhoneに置き換えたようなもので、iPhoneアプリの画面からのぞくと、そこには現実の風景だけではなく、いくつかの物体が漂ってみえる。それが「エアタグ」だ。 セカイカメラは、iPhoneなどのデバイスに組み込んだアプリケーションと、そのバックエンドでエアタグを配置するためのコミュニケーションシステムと言える。利用者は、iPhoneなどにインストールしたセカイカメラのアプリを起動し、そのデバイスを目の前にかざすことで、その画面を通して、その場所にひも付けされた情報エアタグを
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