IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:西垣 浩司)は、オープンソースソフトウェア(OSS)のヘルプメッセージ等を翻訳する際の、コミュニティーによる協調作業を支援する「翻訳コミュニティー基盤ソフトウェア」を開発し、OSS開発・評価支援環境「OSSオープン・ラボ」から提供を開始しました。 URL: http://www.openlab.ipa.go.jp 近年のOSSの多くは、プログラムの基本構造を、扱う言語に依存しない構造とするとともに、プログラムの本体と、ヘルプメッセージやメニュー画面等のテキストとを分離しています。それらのテキストやマニュアル等を、各国の翻訳ボランティアが自国語に翻訳することによってソフトウェアの自国語化を推進しており、言語対応に関しても自助努力を基本とした考え方で作成されています。 しかし、日本においては、英語-日本語の言語の差異が、英語-欧州各国語の差