NHKのゴールデン枠に「ダーウィンが来た」という番組があって、「わー、動物かわいい」と、だいたいメシを食いながら白痴同然の状態でボーっと見るのだけれど、困ってしまうのが、「サバンナにも恋の季節がやってきました」というナレーションとともに、発情した動物がコウビに励もうとするところだ。 30をすぎて、しかもアニマルのコウビなのだから別にどうということでもないのだけれど、やっぱり親と夕飯を食ってるところで、哺乳類のオスがバックを取って、一生懸命に励んでいるところを見せつけられると、ちょっとだけポッと顔が赤らむ。というかいくつになってもやっぱり若干気まずい。 いよいよ春が近づいてきて、近所の野良ネコたちも発情期を迎え、非常にやかましい。オス猫はくさいフェロモン混じりの小便をあちこちに振りまくし、メスは気が狂わんばかりに(というか、本当にさせないまま家に閉じ込めたりすると気が狂う)鳴き叫ぶのだが、こ
数年前に『ヤッターマン』*1が実写映画化すると聞いたときは、正直「なぜ、いまさら」と思った。だからといって、「じゃ、どのタイミングなら適当だったのだ」と問われると返答に窮する。よくよく考えてみれば、ヤッターマンとドロンボー一味の戦いは、僕らの知らないところでずっとずっと続いていたように思える。変わったのはむしろ僕のほうだった。サトシが未だポケモンマスターになれていないと聞けば、さすがにそれはまずいだろうという気がするが、ヤッターマンとドロンボー一味がまだドクロストーンを奪い合っていると聞かされれば、納得もするし嬉しいとすらおもう。 オリジナルのアニメ『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』(1977〜79)を見ると、その世界が、同時代から切り離されているような奇妙な印象をうける。原因は、言うまでもなく手を替え品を替えながらも繰り返される物語の反復性だろう。随所に散りばめられたナンセンス極まり
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