漫画をはじめアニメ、ポップミュージックなどを研究対象とする現代文化資源学コースを新設する熊本大文学部=熊本市中央区 熊本大(熊本市中央区)は2019年4月から、漫画やアニメなど現代の日本文化を学ぶコースを文学部コミュニケーション情報学科に新設する。漫画など世界的に関心を集める日本の現代文化を社会学や民俗学的な視点で捉え直し、著名漫画家を数多く輩出する熊本の文化資源の再発見につなげるという。 県内では合志マンガミュージアム開館や、熊本地震からの復興を応援する熊本国際漫画祭、熊本市出身の尾田栄一郎さんが描く「ONE PIECE(ワンピース)」登場人物の立像設置など漫画熱が高まっている。熊本大のコース新設は、こうした盛り上がりをさらに後押ししそうだ。 新設される現代文化資源学コースは、実践的な英会話能力と情報発信力を持つ人材育成に特化した学科の特徴を生かしつつ、研究対象を音楽や演劇などを含む現代