明治安田生命J2リーグは残り2試合。第40節で京都サンガFCに完勝したアビスパ福岡では、遠野大弥が2試合連続ゴールを決めた。これが目標だった二ケタ得点となる10点目だったが、ミスが生んだ一発だったとは意外。 上写真=2試合連続ゴールが目標の10得点目。遠野大弥がノッてきた(写真◎J.LEAGUE) 「パスもシュートもできる状況に」 昇格への、優勝への2試合連続弾だ。2位のアビスパ福岡が「上位キラー」京都サンガFCを迎えたJ2第40節。エミル・サロモンソンが先制ゴールを決めたわずか2分後の65分、遠野大弥が胸のすくような左足のパワーショットを放つと、バーに当たりながらも突き刺さって、リードを一気に2点に広げた。 「(田邉)草民くんがドリブルで運ぶときに(増山)朝陽くんがすごい勢いで前に走っていったのが分かって、相手が釣られて僕のスペースが空きました。そこで止まってもらって、トラップした瞬間も