米中間選挙(8日投票)で、2020年の大統領選でのトランプ前大統領の敗北を認めない共和党の「選挙否定派」が、中間選挙での自身の落選を相次いで認めている。トランプ氏は今回も共和党候補が敗れた選挙区などで「不正があった」と一方的に主張しているが、賛同する動きはトランプ派候補の中でも広がっていない。 「敗北を認める以外に正しい道はない」。東部ペンシルベニア州の州知事選に立候補したマストリアーノ州上院議員は13日、落選を認める声明を発表した。8日夜に民主党のシャピーロ州司法長官の当選が確実になった後も「州民の意思がはっきりするまで待つ」と開票を見守る姿勢を示していたが、5日たって敗北を認…