今回は、地上デジタルとBSデジタル放送の音質についてです。 その前に、マスターのメーカーについてです。 日本の放送局で使用されているマスターは主に3社(NEC/東芝/パナソニック)ありますが、殆どはNECと東芝です。 NECはAPS、東芝とパナソニックではAPCと呼ばれています。 今回の音質についてではNECと東芝のマスターを使用した関東の放送局について触れます。 ワンセグや一部のCS放送を除いて、音声はAAC-LC(MPEG2)に圧縮して放送されています。サンプリング周波数はすべての局で48000Hzです。また、映像もMPEG2で圧縮されています。 また、2011年以降にマスターを更新した局は東芝製マスターを採用していてもエンコーダーはNEC製のようです。 一覧の見方 音声ビットレート/カットオフ周波数=ハイカット(備考)の順で表記しています NECマスターの局は青字で、東芝マスターの局