タグ

2021年7月18日のブックマーク (3件)

  • ゆでたまごは、美しい人の美しい話なのか|岸田奈美|NamiKishida

    向田邦子さんのエッセイ「ゆでたまご」が、SNSで話題になっていた。嬉しい。声が裏返った。 好きで好きで好きすぎるがゆえに、SNS上の反応ではまだ誰も書いていない感情がわたしのなかにあるので、いてもたってもいられず、恥も外聞もなく乗っかってみる。あとから恥ずかしくなってくると思うので、気が済んだらこのページは跡形もなく爆散する。 ゆでたまごは、向田邦子さんが「愛」について語る、文庫なら3ページに満たないエッセイだ。 「男どき女どき」に収録されているので、詳しくはおのおの手にとってほしい。 ざっとしたあらすじは、 小学校四年生の向田さんのクラスには、片足と片目の悪い“I”という子どもがいた。秋の遠足で、Iさんの母親が「これみんなで」と風呂敷と古新聞に包んだ大量のゆで卵を向田さんに押しつけ、向田さんはひるんだが、断ることができず受けとった。母親は歩いていくIの背中を見守っていた。運動会の徒競走で

    ゆでたまごは、美しい人の美しい話なのか|岸田奈美|NamiKishida
    shidho
    shidho 2021/07/18
    向田邦子は戦前の生まれ、小学4年くらいなら開戦1、2年前くらい。
  • なぜSF作家は新型コロナを想像できなかったのか?

    SF的想像力で扱われるパンデミックってだいたい「感染者の9割が死ぬようなヤバいウイルスが蔓延して人類文明崩壊」みたいな話ばかりで、 新型コロナのような「めちゃくちゃ危険なわけではないがさりとて放っておくわけにもいかない中途半端なウイルス」がそれゆえに「社会を変える」という話は無かったと思う。 いま「コロナはただの風邪だ」「いいや恐ろしい伝染病だ」と人類が右往左往しているのは、現状が「過去に例のない事態」だからで、すなわちフィクションの中で「予行演習」ができなかったという点において、これはSF作家にとっては一種の敗北ではないのだろうか。 いや「なぜ想像できなかったのか」というのは半ば挑発で、もしそういうSFがあったのなら教えてほしいというのもある。 SF作家たちはどう思っているのだろう? 「そんなの面白くないから」は現実にコロナパンデミック下における社会の変化がかなり興味深い(という言い方は

    なぜSF作家は新型コロナを想像できなかったのか?
    shidho
    shidho 2021/07/18
    久美沙織の「いつか海に行ったね」はパンデミックが予防策で何とかなったためにむしろ大変なことになるという筋で、正直この状況下では当たって欲しくない作品ではある。
  • 『旅のあと』を出版するまでの物語|Saashi / Board Game Designer

    Saashi & Saashi(サアシ・アンド・サアシ)のSaashiです。 ようやく執筆する時間を持つことができたので、『旅のあと』を作り始めてから出版するまでの一連の話を書いておこうかと思います。 『旅のあと』という新作ボードゲームは昨秋のゲームマーケットで先行販売され、2019年12月26日に一般販売を開始しました。この作品は、Saashiとシンガポールのゲームデザイナー、ダリル・チョウ(Daryl Chow)氏との共同デザインにより完成し、Saashi & Saashi から出版しました。 新作『旅のあと(Remember our Trip)』をGM2019秋で先行販売します。SaashiとシンガポールのゲームデザイナーDaryl Chowさんの共作です。旅行で訪れた京都とシンガポールの街をふり返り、共通の思い出マップを作っていくテーマのボードゲームです。2-4人30分。#ゲムマ秋

    『旅のあと』を出版するまでの物語|Saashi / Board Game Designer