今冬クールのドラマでは中年の男性俳優が主演する“おじさんドラマ”が話題を集めているが、それとは対照的なドラマとして異彩を放っているのが道枝駿佑主演『マルス―ゼロの革命-』(テレビ朝日系)だ。放送作家でコラムニストの山田美保子さんがその「ハマるポイント」について解説する。 * * * 1月期は“おじさんドラマ”“お父さんドラマ”が花盛りである。 ネプチューンの原田泰造主演する“おっパン”こと『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(東海テレビ・フジテレビ系)や、とんねるずの木梨憲武が奈緒とW主演している『春になったら』(関西テレビ・フジテレビ系)、反町隆史主演の『グレイトギフト』(テレビ朝日系)。さらには吉田鋼太郎が大暴れする『おっさんずラブ‐リターンズ‐』(同)、西島秀俊主演の『さよならマエストロ~父と私のアッパシオナート~』(TBS系)、そして早くも今年No.1ドラマとの呼び声も