2009年04月20日15:00 カテゴリ書評/画評/品評Art そろそろ「マインドマップ」について一言いっとくか まずは献本御礼。 マインドマップ超入門 トニー・ブザン / 近田美季子監・訳 マインドマップ資格試験勉強法 萩原京二/ 近藤哲生 「マインドマップ超入門」は「マインドマップ」とは何かを必要十分に説明したものであり、「マインドマップ資格試験勉強法」はそれを資格試験の勉強に使おうというもの。それがこれだけ流行っているのには、それなりに効果があるということなのだろう。そのことは否定しない。多いに活用してもらえばいいと、思う。 しかし、これだけは言っておきたい。 それを臆面なく「マインドマップ」と呼ぶ人のマインドって、この程度なのか、と。 「マインドマップ」とは何か。 トポロジー的には、単なる木構造である。プログラマーにはおなじみで、毎日のように扱っているあれである。これがいかに有効