2020年東京五輪のエンブレムが、ベルギーにあるリエージュ劇場のロゴマークと似ているとされる問題で、劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドビ氏の代理人がエンブレムの使用差し止めを求める文書を、日本オリンピック委員会(JOC)に送っていたことが3日、分かった。 JOCは1日にドビ氏と劇場の代理人からの文書をファクスで受け取った。英語とフランス語で書かれており、五輪エンブレムは劇場ロゴの「盗作」だと主張しているという。 JOCはエンブレムのデザインを選んだ東京五輪・パラリンピック組織委員会に転送した。 エンブレム制作者の佐野研二郎氏は「報道されている海外作品については、全く知らないものです」とのコメントを出しており、5日に東京都内で記者会見を予定している。