ちょっと調べてみた。次世代のデータベーステクノロジのコアになるだろうと原氏が「富国論」の中で指摘しているインデックスファブリックは、VLDBカンファレンスで2001年に発表されたというので検索したら、この論文がすぐに見つかった。 この中で説明されているのがどういうものかというと、従来のようにリレーショナルデータベースで明確に構造を定義してデータを放り込むのではなく、構造なんか定義しないで、構造もデータと一緒に文字列で格納してしまおう、というもの。言ってみれば、構造、データ、インデックスが渾然一体となっているので、構造は柔軟に変わっていけるし、その上超高速アクセスが可能ですというのだ。さらにこの発想がすごいのは、特定のデータベーステクノロジを前提にしていないので、フラットファイルやリレーショナル、オブジェクト、XMLデータベースなんでもござれというのだ。 こんなことを可能にしちゃうのが、この
![2007-11-30](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)