米ロサンゼルスで行われた女子W杯優勝を祝うイベントで、サッカー選手の男女同額の賞金支払いを求めるプラカードを手にするファン(2015年7月7日撮影、資料写真)。(c)ROBYN BECK / AFP 【5月19日 AFP】米国サッカー連盟(USSF)は18日、同国代表チームが男女ともに同額の賃金や賞金などを受け取ることを定めた労働協約で合意したと発表した。女子選手は長年にわたり報酬格差の是正を求めており、今回の合意は「歴史的」とたたえられている。 W杯(World Cup)で国際サッカー連盟(FIFA)から支払われる賞金には男女チーム間で格差があるが、米代表の賞金は回収された上で分配される。W杯の賞金を均等に分配する決定をした連盟は世界初。 さらに、W杯を含むすべての大会で男女チームに同額の報酬を支払い、商業収益を均等に分配する仕組みも導入。W杯以外の賞金は、両チームが同じ大会に出場した場