東京大は6日、研究を指導していた大学院生1人にセクハラ行為をしたとして、同大大学院の50歳代の男性教授を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。処分は1月29日付。教授は「セクハラはしていない」などと否認している。 東大によると、教授は2年以上にわたり、無料通信アプリ「LINE(ライン)」や対面で数十回、大学院生に恋愛感情を示し、複数回交際を申し込んだ。教授は拒否されるたび、大学院生の研究の予定を急に変更したり、不機嫌になったりした。無理やり体を触ることもあったという。大学院生は2018年秋に被害を申告し、別の研究室に移った。東大は「被害者のプライバシー侵害の恐れがある」として、教授の名前や所属を明らかにしていない。 宮園浩平副学長は「あるまじき行為で、厳正に処分した。再発防止にあたる」とのコメントを出した。
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