これは「男らしさ2.0」ではないか ついこないだまで「男同士で集まってバーベキューでもしていろ」と遠ざけたはずの男たちに対して、なぜいまになってまたバッシングを始めたのか。結論からいえば、「遠くで草を食っているだけの男たちの姿が気に入らなかった」のではないか。 いまジェンダー論者やフェミニストが草食男子に要求しているのは、女性にとって不利な社会構造を解消するための、女性に心地よい形にアップデートされた「新たな男らしさ」――いわば「男らしさ2.0」を身につけろというものだ。 「すべての男は女性の地位向上のための改革に協力的であらねばならず、かつメリットのみを供出するようにふるまわねばならない」。これは「男らしさの解体」というよりも、むしろ「新たな男らしさの再構築」であるように見える。 「既存の(有害な)男らしさ」からは降りろ、女性に対していつでも積極的に協力する責務を負え、ただしお前の苦しみ
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