「栃木県はいいぞ」温泉が性犯罪の温床に 今西さんは、小児科医であり現在9歳、8歳、2歳の3人の娘を持つ父親ということもあって、小児性被害の問題に以前から関心があったと話す。小学校等で保護者向けの講演も行なっている。 「小児科医をしていると、時々性被害を受けたと思われる子どもを診ることがあります。女の子で、尿路感染の症状から性被害がわかることもある。今回の混浴年齢引き下げの問題も、小児性被害と無関係ではないと思います。欧米では温泉で水着を着ることが原則です。それに対して、裸で入浴できる日本の文化は、世界から見れば非常に特殊で混浴に寛容な面がありますよね。そうした背景もあって、大人があまり危機感を感じないまま、混浴をさせてしまっている場合があります」 今西さんも、娘が小さいときには一緒に温泉の男湯に入ることもあったそうだ。しかし、ただならぬ視線を感じて、「これはよくない」と感じた。家でも、娘と