手術後に女性患者の胸を舐めたなどとして準強制わいせつ罪に問われた男性医師の上告審弁論が1月21日、最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)であった。医師側は改めて無罪を主張。検察側は上告棄却を求め、結審した。判決期日は後日指定される。
厚生労働省は21日、警察庁の統計に基づく2021年の自殺者数(速報値)が、前年確定値より251人(1.2%)少ない2万830人だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が始まった20年は働く女性の自殺者が大幅に増えたが、21年はわずかに減少した。一方、自殺の動機では生活苦を訴え亡くなった人が最も増えており、感染拡大の長期化と相次ぐ緊急事態宣言などが影響した可能性もある。 人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は、0.2人減の16.5人だった。厚労省の担当者は「コロナ禍以前の水準に戻った」と分析している。 厚労省によると、男性の自殺者は前年比240人減の1万3815人で、12年連続で減少した。女性は同11人減の7015人だった。 21年1~11月に自殺した人の動機をみると、前年同期に比べ最も増えたのは「生活・経済問題」の3038人(114人増)で、うち生活苦を挙げたのは990人(98
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(中山孝雄裁判長)は1月25日、330万円の賠償を命じた1審・東京地裁判決を変更し、賠償金を約332万円に増額する判決を言い渡した。 【画像】会見で話す伊藤詩織さん 判決後、都内で記者会見した伊藤さんは「この民事裁判で(性行為の)同意がなかったことが認められたことはとても大きいのではないかと思います。伊藤詩織ではなく、これが自分の近い人に起きたらどうなるんだろう、ということを少しでも想像していただきたかった」と話した。 代理人の西廣陽子弁護士は「真っ当な常識に従った、よく検討された説得力のある判決だ」と評価した。 ●「声をあげたら必ずどこかに届く」 2017年5月に記者会見を開き、性被害の事実を公表した伊藤さん。被害を公にし
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