手術後に女性患者の胸を舐めたなどとして準強制わいせつ罪に問われた男性医師の上告審弁論が1月21日、最高裁第二小法廷(三浦守裁判長)であった。医師側は改めて無罪を主張。検察側は上告棄却を求め、結審した。判決期日は後日指定される。
ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったとして、慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(中山孝雄裁判長)は1月25日、330万円の賠償を命じた1審・東京地裁判決を変更し、賠償金を約332万円に増額する判決を言い渡した。 【画像】会見で話す伊藤詩織さん 判決後、都内で記者会見した伊藤さんは「この民事裁判で(性行為の)同意がなかったことが認められたことはとても大きいのではないかと思います。伊藤詩織ではなく、これが自分の近い人に起きたらどうなるんだろう、ということを少しでも想像していただきたかった」と話した。 代理人の西廣陽子弁護士は「真っ当な常識に従った、よく検討された説得力のある判決だ」と評価した。 ●「声をあげたら必ずどこかに届く」 2017年5月に記者会見を開き、性被害の事実を公表した伊藤さん。被害を公にし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く