SQLのプログラミングは奥が深い。特にパフォーマンスの観点から、そう言えるだろう。 みなさんご承知の通り、同じ結果を出すプログラムでも、SQLの書き方次第で処理時間に何倍もの差が生じ得る。効率の悪いSQLを書いてしまう原因は、多くの場合、リレーショナルデータベースの内部動作やアプリケーションに関する理解不足である。両者をよく知った上で最適なSQLを書けるようになることは、システムエンジニアとしての重要なスキルの一つである。 特集『基礎から理解するデータベースのしくみ』では、リレーショナルデータベースの内部動作について、基本的な部分を分かりやすく解説している。SQLプログラミングに役立つことはもちろん、SQLチューニングやデータベース設計のための基礎知識としても不可欠だ。 イントロダクション ブラックボックスのままでいいの? Part 1:SQL文はどのように実行されるのか SQL実行までの
連載第3回目では、PHPのサンプルコードを実際に見ながらフォームデータの受け渡しやファイル操作について解説しました。 今回は、本連載の主役「MySQL」の登場です! 次回以降のサンプル開発で必要となるMySQLの基礎知識とその下準備について解説します。基礎の習得と下準備をしっかり行い、次回以降で本格的に着手する「簡易オンラインストア」の開発に備えましょう。 MySQLの導入と動作確認 ここでは、MySQLによるデータの参照や登録方法について解説する前に、MySQLの基礎知識と操作方法を中心に解説します。 MySQLのインストールについては、連載第1回目を参考にしてください。正常にインストールが完了していれば、MySQLの各コマンドが使用できます。それでは、動作確認として以下のコマンドを入力してみましょう。 $ mysqlshow -u root +--------------------+
1. 無料のOracleデータベース 読者の皆さんはOracleデータベースに無料版が存在することをご存知でしょうか?残念ながら日本オラクルから情報が出てないので、知らない方も多いと思います。 無料版のOracleデータベースとはOracle Database 10g Express Edition(以下「Oracle XE」)で、多少の制限はありますが中身は完全なOracleデータベースです(制限については後述)。 金額的に敷居が高いと感じていた方であっても、無料でOracleデータベースを用意することができます。開発プラットフォームとしてだけでなく、小規模システムであれば運用プラットフォームとしても十分に使えると思います。もちろん、Oracleデータベースの勉強にも有用でしょう。 データベースはデータを管理し、簡単に検索・抽出などをするために利用されます。通常はデータの管理等に利用され
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