社民党の重野安正幹事長は12日午前の記者会見で、北朝鮮の「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射に備えた日本政府の対応について「過剰だ。政治的なにおいがしてならない。新たな緊張関係を醸し出すのではないか」と批判した。 重野氏は「韓国は日本みたいな過剰な反応はしていない」と指摘。自衛隊が沖縄県などに地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)を配備したことに関し「日本の防衛政策が西方重視へ方向転換したという象徴的なアクションで、当局は(北朝鮮ミサイルへの対応を)一つのチャンスと捉えたのではないか」と語った。 【関連記事】 【動画】パトリオットミサイル(PAC3)迎撃試験成功 【旅】親子でアメリカ横断ドライブ第2弾〜NASAやセドナへ 【特集】砲撃の島をゆく 台湾・金門ルポ 【特集】一からわかるミサイル防衛〜テポドンは打ち落とせるか〜 〔終戦特集〕太平洋戦争の歴史を振り返る