迷信と科学がせめぎ合う20世紀。偉大な電子技師二コラ・テスラは世紀の発明の発表会の夜に、科学を恐れたホラー作家 H.P.ラヴクラフトの手下に襲われる。科学の夜明けを、オカルトに止められてはいけない。テスラは、発明品を手にクトゥルフ神話の怪物たちに立ち向かう。科学が勝利するか、迷信が勝利するか。それはプレイヤー次第なのだが、テスラも超発達した電子銃を撃ちながら量子テレポートで戦うので、ラヴクラフトに負けず劣らず胡散臭い。そんなシューティングゲームが『Tesla vs Lovecraft(テスラvsラヴクラフト)』だ。 その日、二コラ・テスラは“テスラコイル”と呼ばれる放電システムの披露会を行っていた。彼は歴史的にもエジソンと競って勝利した、電流に関する第一人者。 歴史的に有名な研究の成果が、世界に認められる華々しい日である。 ところが、そこに狂人がやってくる。 狂人「手遅れになる前にこの狂気