少し前のことだが、メディア系のWebサイトを見ていたら、部下の使い方に関するなかなか興味深い記事を見つけた。著者は外資系経営コンサルティング会社の人で、自分が初めて部下を使う立場になった時に、放任し過ぎたり指示しすぎたりして失敗したという話だった。結局適切に仕事を委譲しながら、成功した時は部下の手柄にし、失敗した時は自分が責任を取るようにすることで、最終的に部下のモチベーション高め、いい企画を量産できるようになったという。“量産された経営企画”なんて受け取って、はたしてクライアントは嬉しいのかという問題はさておき、部下のマネジメントの仕方という点では賛同できるところの多い記事だった。 ただし読んでいて少し疑問に思ったこともあった。そもそもマネジメントの本来の原義は、「人を動かして目的を達すること」である。部下の使い方は、その意味でマネジメントの基本中の基本である。その著者は金融業界出身で経
「ソーシャル機能」を戦略的に組み込んだクラウドサービスが、相次いで登場しはじめた。 そのうち一社はセールスフォースだ。昨年9月に開催されたイベント「ドリームフォース」(セールスフォース、全製品ラインを統合する新たなソーシャル戦略を発表) において、「Business is Social」というキーワードを用いて、高度に統合されたクラウドサービスを発表した。 またアドビシステムズ社は、今年3月に開催されたイベント「アドビ・デジタルマーケティング・サミット」(新しい「Adobe Marketing Cloud」は、管理者、マーケター、クリエイティブの壁を超えて) において、組織の壁を超えたデジタルマーケティングを実現する「Creative Cloud」と「Marketing Cloud」の統合サービスを発表した。 なお、クラウドサービスには三つのレイヤーがあるが、これらのサービスはそのうち上位
特許庁は2013年3月15日、特許庁システム刷新の指針となる「特許庁業務・システム最適化計画」の改訂版を公開した。企業からの要望が強い中国語・韓国語対応の文献検索・翻訳システムは2014年度までにリリースする考え。その後もシステムを段階的に刷新し、2022年度の完成を目指す。 特許庁はこれまで、2004年に策定した業務・システム最適化計画を基に、2006年から2012年までシステム刷新プロジェクトを進めていた。だが計画は相次ぎ遅延、2012年1月には開発の中止を表明していた。 今回の新プロジェクトでは、開発工程を二つに分ける。前半の5年間、つまり2017年度までは、多言語の機械翻訳・検索システムの構築、新商標・新意匠など制度改正への対応、特許・実用新案の経過情報のリアルタイム提供といった、産業界からの要望が強い機能を集中的に開発する。そして後半の5年間で、複数のシステムに散在しているデータ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く