4月1日に新元号「令和」が発表されて以降、企業内のITシステムの「新元号切り替え」が本格的に動き始めた。 日本マイクロソフトと経済産業省は4月5日、新元号発表後、初の都内開催となる「改元目前に今すぐ実施するべき準備、対応とは」を開催した。400席ほどの会場は予約でほぼ満席。会場には、熱心に聞き入る一般企業などの情シス担当者が詰めかけ、注目の高さを感じた。 このセミナーの目的は、企業における新元号切り替えの現状調査と、マイクロソフトサービスに関する元号切り替えに伴い発生する可能性のある諸問題の知見を共有することで、一般企業に幅広く「新元号切り替えの正しい方法」を知らせたいという意図がある。 しかし、企業や団体のITシステムを預かる情シス担当の悩みは深い。「PCやシステムを、ただ最新版にアップデートすればよい」というほど簡単な話ではないからだ。 実際、Q&Aに寄せられた、企業や団体の情シス部門
![“新元号対応セミナー”で聞いた情シス担当の苦悩「7年間、未更新のMS Office」「8000台のPCが……」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/379a3a4e4750730f4f64a80167b774049d303bf5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fbi%2Fdist%2Fimages%2F2019%2F04%2F08%2Fimage11.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)