多くの新型コロナウイルス感染死者が出た南米。写真はペルーのリマで6月1日に撮影(写真:ロイター/アフロ) 世界保健機関(WHO)は6月14日、南米で流行する新型コロナウイルスの新たな変異株「ラムダ」を「注目すべき変異株」(VOI)に指定した。日本ではいまだよく知られていない変異株であるだけに、警戒が必要だろう。 この新たな変異株は2020年8月にペルーで最初に確認され、当初は「アンデス型」と呼ばれてきた。系統名はC.37。現在使われている呼称のラムダ株のラムダ(λ)はギリシャ文字の1つ。WHOは、主な変異ウイルスについて、特定の国名を名指して呼称すれば差別を生みかねないため、ギリシャ文字を使うよう奨励している。 WHOによると、ラムダ株はこれまでにチリやペルー、エクアドル、アルゼンチンなど南米を中心に29カ国で感染が確認されている。南米以外でも、アメリカやドイツ、スペイン、イスラエルなどで
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