SmartBits を使用して測定する場合、帯域制限値をわずかに超える現象が確認できます。これは、パケットの送出を止めた後もルーターの内部キューに溜まったパケットが送出され続けるために、SmartBits がその遅れて送出されたパケットまで受信してしまうためです。一方、show status qos コマンドでは完全に単位時間あたりの速度を算出しているので、show status qos コマンドからは帯域制限値を守った制御が行われていることが確認できます。 また、ヤマハルーターの QoS は、Preamble と SFD および IFG を含めないサイズで帯域制限しており、上記の測定結果においても Preamble / SFD / IFG は含まれていません。したがって、ギガビットイーサネット回線では最大値でも 1000Mbit/s を下回る結果となります。 階層型QoSの動作例 10対