誘拐の医師・赤羽さん、解放　国際救援団体が発表2009年1月8日6時4分印刷ソーシャルブックマーク 赤羽桂子さん 【パリ＝国末憲人】国際救援団体「世界の医療団」（ＭＤＭ、本部パリ）は７日、エチオピアで昨年９月に誘拐された後にソマリアに連れ去られていた同団体の日本人医師赤羽桂子さんが解放されたと発表した。安全な状態にあるというが、現在の居場所については明らかにしていない。 同団体が同日出した声明によると、赤羽さんはこの日正午、同様に拘束されていたオランダ人看護師ウィルヘム・ソールスさんとともに解放された。同団体はこれを歓迎するとともに、ソマリアで拘束されている他の人々への連帯感を表明。「彼らの一刻も早い解放を求める」と述べた。 解放の経緯について、同団体は明らかにしていない。ＭＤＭの担当者は「現在２人がどこにいるかもまだ公表できない」と話した。 同団体によると、赤羽さんの家族も喜びを示してい