アプリをiOS8に対応する際に確認しておく項目をまとめました。 はじめに iOS8対応とはざっくり言うとXcode6でアプリをビルドする事を差します。(厳密にはBaseSDK 8.0以上でビルドしたアプリ) BaseSDKが上がる事により、既存のAPIがDeprecated(非推奨)になったり、新しいメソッドが追加されることによって今まで通りの実装では動作しなくなったり挙動が変わったりします。 本記事では上記によって実装に変更が入った部分や、アプリの運用上気をつけておく事について解説していきます。 言語はObjective-Cでの実装を解説します。Swiftでは言語仕様上、SDKとの連携などで不具合がある箇所が存在するため、別解説記事などと合わせて読んでいただく事をオススメします。 1.申請周り 先日、Appleは2015年2月1日より申請されるアプリについてiOS8と64bitアーキテク