日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は13日夕、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を視察し同飛行場の司令官と面会した際に「もっと日本の風俗業を活用してほしい」と促していたことを明らかにした。米兵による性犯罪などの事件が後を絶たない状況を踏まえての発言だが、司令官は「米軍では禁止されている」などと取り合わなかったという。
ロイター通信が昨年2月、イランで日本の忍術を習う女性らの様子を取材した映像に「暗殺者として訓練を受けている」と見出しを付けて報道した問題で、イランの裁判所はロイター通信テヘラン支局に科していたイラン国内での取材活動の停止処分を解除し、再開を認めた。
発令式に出席した中央区長就任の柏木陸照氏(左)と阿倍野区長就任の羽東良紘氏(中央)=8月31日、大阪市役所 大阪市の橋下徹市長が、8日に非公開で行われた24区の公募区長による区長会議で、東住吉区の和田智成区長(51)について、区長としての態度に問題があるとして、「交代させる」と発言したことが分かった。今後、市人事室で検討するが、処分が決定すれば昨年8~9月に就任した区長で初めてのケースとなる。公募・任命した責任は? 大阪市では、不祥事削減目標の達成に失敗した連帯責任として決めた、給料などの自主返納を区長1人が拒否したことが問題化。複数の関係者によると、和田区長が返納を拒否していたという。 橋下市長は5日の市議会本会議で自主返納拒否を問題視し、「組織マネジメント上の問題があるなら任期中の交代はある」と発言していた。 8日の区長会議では和田区長は欠席し、区役所幹部が代理で出席。関係者によると、
超大物ルーキーが心配だ-といっても、阪神の藤浪のことではない。同じ沖縄でキャンプを張る日本ハムの大谷のこと。 投手と野手の「二刀流」に挑戦!といえば、夢もあり聞こえもいい。だが、キャンプ終盤に入った今、2人を比べるとその差は歴然としてきた。 この1カ月で藤浪はプロの投手として順調に成長。開幕1軍はすでに当確。首脳陣から「先発ローテーション入り」の言葉が飛び出すほど。では大谷はどうか。たしかに投球練習では評論家たちをうならせる速球を投げ、紅白試合ではシュアな打撃を披露した。だが、それだけで戦力としての1軍は見えていない。 一番肝心な投手-野手のどちらを「主」にして育てるのかも定まっていなければ、先発か中継ぎか、一塁手か外野手かも微妙。
柔道女子日本代表への暴力で選手から告発され、記者会見する園田隆二監督(右端)=31日午後、東京都文京区の講道館 集団告発という異例の手法でトップ選手が指導者に「ノー」を突きつけた今回の問題は、指導方法のあり方だけでなく、代表チームを指導する人材の育成に暗い影を落としかねない。 代表監督の経験を持つある競技団体の指導者は、選手の声が強まる昨今の風潮に「暴力は論外だが、選手のわがままが通り放題だと選手強化が成り立たなくなる」と懸念する。 プロスポーツと異なり、アマチュアで代表監督を生業とする指導者はほとんどいない。多くは公務員や会社員、大学教員などの肩書を持ち、本職にかかわる時間を削りながらトップアスリートを鍛えているのが実情だ。 「指導」と「暴力」の境界線はあいまいで、柔道以外でも同種の事案が再発する恐れは少なくない。「代表監督は割に合わない“仕事”というのが今回の正直な印象。このままでは代
アルジェリア人質事件で犠牲になったプラント建設大手「日揮」の日本人7人について、政府は名前など身元に関する情報を公表しないことを明らかにした。テロで邦人に犠牲が出るという重大事件としては、異例の対応となった。 日本人が被害に遭った過去の海外の事件では、ほとんどの場合は政府や被害者が所属する団体などが、被害者の身元を明らかにしている。平成16年4月、自衛隊撤退を求めるイラクの武装勢力に日本人3人が拘束された事件では、当時の福田康夫官房長官が会見で、3人の名前を公表した。 今回非公表とした理由について、菅義偉(すが・よしひで)官房長官は「ご家族や会社の方々との関係があるので控えさせていただく」と説明した。 一方、日揮の遠藤毅広報・IR部長は22日の記者会見で「政府にもご理解をいただいている」とした上で「今回生き残って帰ってくるスタッフ、残念ながら死亡して遺体となって帰ってくるスタッフ、それから
日本維新の会の共同代表に就任することが決まった橋下徹大阪市長は19日、昨年12月の衆院選で当選した新人議員らを対象に東京都内で開いた政策研修会で講演。「みなさんの意見なんて、誰も世間は聞きたくない。国会議員のみなさんはよく勘違いしているが、聞いているのは官僚だけ」と述べ、新人議員らを牽制(けんせい)した。 橋下氏は「いろんなことを勉強されて、テレビのコメンテーターに一度も呼ばれたことのない議員が、とうとうと自分の意見を述べる」ことを、「国会の中継見てて嫌気がさしてくる典型的な例」と批判。「大きな見解を述べることは石原(慎太郎)代表に任せていただいたらいい。改革政党だということをPRするのではなく、実績を積み上げて」と述べ、新人議員には党のPRではなく、地道な実績の積み上げに取り組むよう求めた。 政策研修会には新人議員らを含む約50人が出席。20日も開催され、外交や行政学についての講義が行わ
戦国・安土桃山時代の武将、織田信長が女性だったら-。この大胆な仮説を基に描かれた時代劇「女信長」が今春、フジテレビ系で放送される(2夜連続予定)。佐藤賢一の同名小説が原作で、村瀬健プロデューサーは「一見、荒唐無稽に思えるかもしれないが、見終わったときには『もしかしたら信長は本当に女だったのかもしれない』と思っていただける説得力があると思う」と自信をみせる。(豊田真由美)◇ 「女性として生まれた信長が、女が暮らしやすい、女のための世の中を作るために天下泰平の世を作りたいと考え、日本を新しい世界に導いたという原作の発想が面白く、その部分を強く描いたドラマにできたらと思った」。村瀬プロデューサーは、同作を企画した理由についてこう説明する。 主演には「『女信長』というタイトルを見た瞬間、顔が浮かんだ」という女優の天海祐希(45)をキャスティング。天海は女性(御長(おちょう))として生まれながら、家
大阪市の橋下徹市長が今年から、これまで昼休み時間に庁内放送で流していた音楽を中止し、職員の意識改革を促すスローガンに切り替える意向を示している。住民サービス向上に向けた“橋下流”の取り組みともいえるが、職員からすれば安らぎの一時であるランチタイムまでも緊張感を強いられるのかもしれない。 橋下市長は昨年12月30日、自らのツイッター上で「(市役所は)サービス業であることの意識を来年から徹底していきます」と宣言。その上で、「今、大阪市役所は、お昼になると変な音楽が庁舎内に流れます。それを止めて、来年から組織のスローガンを流していきます」と書き込んだ。 スローガンの候補案は、「役所事業はサービス業であることを意識せよ」「『前例がないからできない』は言わない」「『担当が違います』は言わない」「朝礼はやってますか?」など。市長は「民間だったら当たり前のこと。皆さんからもご意見を!」と呼び掛けている。
「先生、助けて!」。国体選手を養成するための強化合宿で、ボートに乗り慣れているはずの高校生から次々と悲鳴が上がった。現場で何が起きていたのか。生徒の指導にあたった県ボート協会によると、練習は午前9時に開始。当時は風も波もおだやかだったが、同10時ごろから強風が吹いて波が高くなり、同10時15分ごろには2艇が転覆した。そのため、指導員は練習を中止して避難するよう指示。生徒は避難し始めたところだったという。 茨城県土浦市から釣りDVDの収録で訪れていた釣り師の吉田遊さん(33)は同10時半ごろ、川に点在していたボートから「先生、助けて!」という叫び声が複数上がるのを聞いた。「波にあおられ、船首が真上を向いたり、真下を向いたりしていた。水をかぶり、ずぶぬれになった生徒が助けを求めていた」 ボート競技関係者によると、ボートは転覆しても沈まないため、競技や練習中に救命胴衣を着けることはまれ。生徒はボ
群馬県警館林署は16日、公職選挙法違反の疑いで群馬県館林市大谷町、自営業、野口卓久容疑者(56)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は16日午前11時40分ごろ、館林市の小学校の投票所で、投票管理者を含む市職員の男女3人に「暴れるぞ」と怒鳴り、目の前の机を持ち上げた疑い。3人にけがはなかった。 館林署によると、野口容疑者の住所を確認した職員が、指定された投票所と違うため投票できないことを説明したが納得せず、怒鳴り始めたという。
鳩山由紀夫元首相は28日夜、東京都内で開かれた新党「日本未来の党」の初鹿明博前衆院議員の総決起集会に出席し、議員生活継続への未練をにじませた。 鳩山氏は「日本未来の党の考え方こそ本来の民主党の原点の発想だ」と絶賛。「なぜ鳩山も新しい流れに合流しないんだと思いますよね」と聴衆に語りかけると、大きな拍手がわき起こり「拍手をいただくと、その誘惑はたいへん強い」と述べ、衆院選出馬への意欲を見せた。鳩山氏は12月4日公示の衆院選への不出馬を決めている。 さらに、民主党が初鹿氏の選挙区に対抗馬を擁立したことに触れた上で、「私は今日、輿石東幹事長に応援に行かせてもらうと申し上げてからうかがった」と明かし、「それで結構だ」と輿石氏が述べたとも暴露し、他党の応援を容認されたと胸を張った。
太陽の党と日本維新の会は16日、両党が合併し新党を結成することで基本合意に達した。17日に太陽の石原慎太郎共同代表と維新代表の橋下徹大阪市長が大阪市内で新党結成を正式に発表する。維新が太陽を吸収する形を取り、新党の代表には橋下氏が就き、党名も「日本維新の会」とする方針だ。一方、15日に発表した太陽と減税日本との合流は、維新側の強い希望で白紙となった。 石原、橋下両氏は16日、都内のホテルで会談し、来月の衆院選前の合併に向けた最終協議を行った。 橋下氏は「政策の一致が重要だ」と強調し、「維新と政策で一致しない」としてきた減税との合流を白紙にするよう石原氏に求めた。さらに、みんなの党と15日に大筋合意した内容をベースにした共通政策案を提示した。 石原氏は持ち帰り、所属国会議員全員に橋下氏との会談内容を説明。全員が維新との合併を了承したことを橋下氏側に伝えた。 これを受け橋下氏は大阪市内で記者団
野党各党は16日午前、衆院解散を控え、党首らが意気込みや決意を語った。野田佳彦首相による突然の解散表明への批判も出た。 自民党の安倍晋三総裁は午前、衆院解散について、党本部で記者団に「われわれ自民党も、国民も3年間この日を待っていた。正々堂々と政策をぶつけていきたい」と強調した。鴨下一郎幹事長代理はTBS番組で「最終的に『やっぱり自民党だ』と言ってもらえる選挙にしたい」と述べた。 公明党の山口那津男代表は参院議員総会で、16日の解散実現は首相に「近いうち」解散の履行を迫った結果だとした上で「あえて『寄り切り解散』と言いたい」と指摘。「日本再建に向けて、わが党がリード役を果たす気構えで進んでいかなければならない」と決意を示した。社民党の福島瑞穂党首はTBS番組で「解散は首相のクーデターだ。社会保障改革も解散の時期も民主、自民、公明3党による談合で、国民不在だ」と切り捨てた。
商業施設内の使用権利の持ち分を譲ると偽り、知人から現金をだまし取ったとして、兵庫県警西宮署は16日、詐欺の疑いで、元プロ野球・阪神タイガース選手の塩谷和彦容疑者(38)=大阪市浪速区幸町=を逮捕した。「間違いない。金がなかったからやった」と容疑を認めているという。 塩谷容疑者は兵庫県高砂市出身。神港学園高校から平成5年、ドラフト6位で阪神に入団。強打の内野手としてオリックスなどでも活躍、18年に引退していた。 逮捕容疑は平成22年8月中旬から9月上旬にかけ、知人で兵庫県西宮市の会社役員の男性(41)に対し、「大阪府内の都市開発計画に伴う商業施設内のフロアの使用権利を譲る。テナントに貸せば12~15%の利益がある」などと偽り、男性に3回に分けて現金計550万円を銀行口座に振り込ませたとしている。 同署によると、塩谷容疑者は大阪市内の不動産会社の社長を務めており、平成21年4月ごろに友人を通じ
「パソコンに詳しい人知りませんか」-。遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」からのメールに添付されていた画像が撮影されたとみられる横浜市保土ケ谷区の団地では14日、県警や警視庁など4都府県警の合同捜査本部の捜査員が聞き込みに回った。捜査員の突然の来訪に、住民は一様に驚いた様子だった。 画像の撮影地として全地球測位システム(GPS)で位置情報が特定されたのは同区内の団地の一棟。周囲に学校や公園などがある住宅地で、早朝から捜査員が一世帯ずつ訪問して聞き込みを開始した。 「パソコン持ってますか」「引きこもりみたいな人知りませんか」 捜査員らは家族構成なども確認。特定された棟だけでなく、周辺の棟にも範囲を広げて聞き込みは夜まで続けられたが、「真犯人」につながる手がかりは得られなかった。 ある捜査幹部は、「真犯人」の身体的特徴などが分からないため、「聞き込みだけで特定していくのは難しい」と話す。また、別
1980年当時の宇田容疑者。79年には9勝を挙げ、81年には日本ハムの優勝に貢献。巨人との“後楽園シリーズ”にも登板した 違法に風俗店を経営したとして、警視庁保安課は9日までに、風営法違反(禁止区域営業)の疑いで、元プロ野球投手で個室マッサージ経営の韓国籍、宇田東植容疑者(64)=東京都練馬区南大泉=ら男2人を逮捕した。宇田容疑者は1972年に東映(現日本ハム)に入団。阪神や韓国プロ野球で84年まで現役を続け、引退後も野球評論家として活躍した。調べに対し容疑を否認しているという。(サンケイスポーツ) 逮捕されたのは宇田容疑者のほか、個室マッサージ店店長、根津五郎容疑者(48)=豊島区北大塚。逮捕容疑は10月20日午後1時20分ごろ、風俗営業禁止地域の豊島区北大塚2丁目のビル5階で個室マッサージ店「みるく」を営業し、男性客に対する手淫、口淫などの性的サービスを中国人女性のマッサージ嬢にさせた
昨年度、一部の埼玉県職員の残業時間が2千時間を超えていた問題で、上田清司知事は6日の定例記者会見で県民からの苦情の手紙などがこの日までに25件届いたことを明らかにした。「民間の常識では考えられない」「税金泥棒」など、辛辣な批判が多かったという。 このほか県民からは、「長時間の労働が何日も続いたら効率がいいわけがない」などの指摘もあり、上田知事も「正鵠を得ている」。一方、「民間ではサービス残業でやるものだ」という意見については「厳密に言えばサービス残業は労働基準法違反になる」と反論した。 今後、職員数を増やすかと問われた知事は「コンピューターやシステム開発で労働時間は短縮されている。同じ仕事でも人によって時間は変わる」などと否定した。
「記者って凡人のプロ」 入社前、在学していた大学のマスコミに関する講義に招かれた新聞記者が、こう話していた。新聞は子供からお年寄りまで、専門知識を持たないたくさんの“普通”の人が読むものだから、普通の人に伝わるよう、普通の人が感じる疑問を専門家に質問し、普通の言葉で文章にしていくのが記者の仕事だという意味。 その言葉を痛感した出来事がある。8月、「筋力余裕度計」の開発を取材したときだった。記者2年目。立命館大学びわこ・くさつキャンパスがある滋賀県草津市を担当するようになって3カ月あまりで、初めての科学取材だった。 世界初の筋力余裕度計 「筋力余裕度計」は、体にセンサーをつけて屈伸運動をするだけで日常動作に必要な筋力を測定でき、年齢に伴う筋力の衰えもわかる機械で、開発は「世界初」というふれ込みだった。びわこ・くさつキャンパスにある立命館大スポーツ健康科学部の吉岡伸輔助教(生体力学)らの研究チ
絶妙のタイミング、誰もが待ち望む夢の実現…。大マスコミまで一杯食わせた森口尚史氏の虚言には、それなりの魔力があったようだ。iPS細胞から心筋の細胞を作り心不全患者6人に移植して成功したと聞けば、山中伸弥・京大教授のノーベル賞受賞の直後だけに「もう、そこまでいっているのか」と思ってしまうのも無理ない。 山中教授の研究は「安全性と効果を確かめた上で、患者に投与する準備を進めている」という基礎的な段階だ。何もわからぬ素人考えで、その時点ではむしろ数歩先を行く森口氏の方がノーベル賞ではないかと、瞬時といえども思ったことが恥ずかしい。まあ、とんでもない「詐話師」であった。 人間顔で判断してはいけないというが、テレビで見る限り、この人の風貌は胡散臭さが漂う。ニューヨークの会見では記者団に厳しく追及され、話せば話すほどボロが出た。会見場に「嘘発見器」を持ち込んでいたら、最初から最後までピーピー反応してさ
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