2017年11月18日のブックマーク (3件)

  • 「全ての能力が遺伝で決まる」残酷な世界で、凡人はどう生きるか(安藤 寿康) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    一流になるには遺伝的素質が不可欠 どんな能力の個人差にもかなりの程度、遺伝の影響が反映している。 その割合は30~60%、遺伝と環境の影響、およそ半々と見積もってよい。それは運動でも音楽でも、学業成績でも変わらない。 個人の能力というのは、環境の影響も半分くらいあるから、教え方や努力で、ある程度実感できる程度には変わる。とりわけそれを全く知らない最初のうちは、当然のことながら学べば学んだだけ、それなりに成績は上がる。 しかし努力や訓練によって誰もがオリンピック選手になれるわけではなく、誰もがショパンコンクールに出場できるわけではないように、努力や予備校しだいで誰もが東大に入れるわけではない。 世間の一部には、運動や音楽には遺伝が関係するが、学業だけは努力次第、環境次第と思っている人もいるが、遺伝子に学業とそれ以外の才能を区別する文化的な価値観はないので、そんなのは単なる幻想にすぎない。 ど

    「全ての能力が遺伝で決まる」残酷な世界で、凡人はどう生きるか(安藤 寿康) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    shikahan
    shikahan 2017/11/18
  • 残酷な「遺伝の真実」あなたの努力はなぜ報われないのか(安藤 寿康) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    知能と学業成績に関する残酷な事実 行動遺伝学の知見には、世の中のタブーにふれるものが少なくない。 その最たるものが知能と学業成績に関する残酷な事実だ。行動遺伝学が扱ってきた心理学的な特徴の中で、知能と学業成績は、最も遺伝の影響が大きい特徴のひとつである。 遺伝率(後述)は60〜70%ほど。身長や体重の遺伝率が90%くらいだから、そこまでは高くないものの、パーソナリティや喫煙や飲酒などが50%程度と比べると明らかに高い。 遺伝が60%なら環境も40%はあるのだから、そこに救いがあるだろうと思いたくなるだろう。 確かに環境の影響もほぼ遺伝の影響に拮抗する。ふつう双生児のデータを分析すると、あらかたの形質でこの環境の影響の由来は、一人ひとりがたまたま出くわす偶然の環境に帰することができる場合が多く、それは家族内で共有されない。 それどころか一卵性双生児のきょうだいですら、一人ひとりに異なる個性的

    残酷な「遺伝の真実」あなたの努力はなぜ報われないのか(安藤 寿康) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    shikahan
    shikahan 2017/11/18
    これ、突き詰めれば知のグローバリズム化が理想的に進んだとしたら、超エリート以外のその他大勢の歯車にもならない人類どうするの、て問題なんだよな
  • この宇宙で最も謎に包まれた現象「創発」とは?取るに足らないものが集まることでなぜ「個体の集合」以上の意味を持つのか

    by Jelene Morris アリのように小さな脳を持つ生き物が集団となることで、単なる「個体の集団」を超えた特性を持ち、複雑な構造の巣を作ったり軍隊を形成して戦ったりできるようになる現象を「創発」と呼びます。絵「スイミー」も創発の1つの形と言えそうですが、この創発は分子レベルや人間社会などあらゆるところで観察できます。宇宙の根的な原則とも言える「創発」について、YouTubeの科学チャンネル「Kurzgesagt」が解説しています。 Emergence – How Stupid Things Become Smart Together - YouTube アリの脳は小さいため、アリは意志を持って行動し、計画を立てることなどはできません。 しかし、複数のアリが集まったコロニーは信じられないほどに複雑な構造を持ちます。 コロニーの中には真菌からなる「農園」がある場所や、幼虫を育てる部

    この宇宙で最も謎に包まれた現象「創発」とは?取るに足らないものが集まることでなぜ「個体の集合」以上の意味を持つのか
    shikahan
    shikahan 2017/11/18