今年(2018年)の漢字は「災」なのだそうだ。安倍総理にふりかかったモリカケ問題なども入るのだろうが、天災、人災、今年の世界は相入り乱れ、底が抜けたかの様相を呈している。 米中、低迷のカルテ 筆頭は米国のトランプ大統領。実際にやったことは、その言葉ほどひどくはないのだが、ドタンバタン、中西部の失業白人層への受けばかり狙った言動で、戦後の世界秩序をかきまわす。そしてそうこうするうち、顧問弁護士にも裏切られ、数々の不正、不法行為、そして嘘が明らかになって弾劾の声も出始めた。 彼の始めた中で一番大きな事業は中国叩き。新冷戦と言われる程、中国を敵視して、ファーウェイの女性副会長をカナダで逮捕させたり、中国5社の製品使用をグローバルに禁止したり(使用した製品を米国政府機関が調達することを禁じた)、もはやなりふり構わない。 そして叩かれる一方の中国は、じっと鳴りを潜めて風林火山。よほど自信があるのだろ