ウィズコロナの時代でも成長を続ける業種の代表例が食品スーパーです。イオンやイトーヨーカ堂などの総合量販店がなかなか業績を伸ばせない中で、食品スーパーの伸びが目立っています。中でも埼玉を地盤とする地方スーパーの雄、ヤオコーの強さが際立っています。 31期連続増収増益かつ26期連続最高益をたたき出している会社です。コロナ下でも増収増益を確保する企業の1社として注目を集めています。そのヤオコーは、2021年1月1~3日まで休業すると発表しました。従業員にも家族とゆっくり過ごしてほしいからだそうです。 同社の強さの秘訣はどこにあるのか。それはコロナ下で自宅での食事が増えたことによる食品需要の高まりという追い風以上に、同社の「人」を大事にする経営法にポイントがあるようです。