オニャンコポン。 今年のクラシックは一度聞いたら忘れられない名前の馬がいる。 一見、お遊びの珍名馬なのかと思いきや、いやいや、西アフリカのアカン語で『偉大な者』という意味があるという。 今回はオニャンコポン号のオーナーであり、名付け親でもある田原邦男氏にその名の由来や愛馬の様子を伺った。 ■2022年京成杯(GIII) 優勝馬 オニャンコポン 馬名にこめられた、たくさんの意味「日本で親しまれるように」 オニャンコポンのオーナーである田原邦男氏はこれまで2008年秋華賞(GI)を勝ったブラックエンブレムなどを所有してきた。これまでの命名は英語のものが多かったが、今回は意識的に路線を変えたそうだ。 「せっかく日本で走らせていますので、日本の方々に親近感を持っていただけるように意識しました。言いづらくはなく、語感が良いものを考えていたところ、"オニャンコポン"というフレーズを知り、その意味を調べ
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