こんにちは。 現役エンジニアの”はやぶさ”@Cpp_Learningです。最近、距離学習を楽しく勉強しています。 今回は、角度を用いた深層距離学習のSphereFace・CosFace・ArcFace・AdaCosについて勉強したので、備忘録も兼ねて本記事を書きます。
AdaCos: Adaptively Scaling Cosine Logits for Effectively Learning Deep Face Representationsを読んだ論文読みMetricLearningFaceRecognition CVPR2019(Oral)に採択されたAdaCos: Adaptively Scaling Cosine Logits for Effectively Learning Deep Face Representationsを読んだので記録を残します。 図と表は論文から引用しています。 間違い等お気づきの点ありましたらコメントいただけると幸いです。 事前知識 昨今話題のmetric learningの手法です。metric learningについてはこちらが非常にわかりやすくまとめてくださっているのでそちらを参考にしてください。 概要 A
はじめに Deep Learningを使った距離学習(Metric Learning)では、Contrastive LossやTriplet Lossなどを用いて、画像間の類似性(や非類似性)を直接学習していく方法が広く利用されていますが、学習データの組み合わせや選び方が難しく、学習自体が難航するケースが多い事も知られています。それだけに、これまで様々な改良と工夫が提案されています。 しかし、最近はこのような学習データ選びに難航することなく、一般的なクラス分類タスクの感覚で、Softmax関数をベースに学習できるMetric Learningが注目を浴びています。ArcFaceなどはその代表的手法でこちらで詳しく説明されています。 Softmax関数をベースにしたMetric Learningがうまくいく理由、またさらなる改良の余地はあるのか?これらに関して少し紹介しようと思います。 Ce
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