高校時代に交換日記をしていた時期があります。当時もいまも書くことが決して得意ではありません。理由は単純で「文章をどう書くか」の基礎知識がないからです。おそらく人は知識が無いと苦手意識をもちます。苦手だからって回避できなかったのが交換日記というシステムです。くわえて最初のうちは「なにを書けばよいのか」もわからなく見当がつかず、なので身のまわりに起きたこと中心にまとめ、しかしがんばっても三行で、ゆえに三行日記っていくらかバカにされていました。 もちろんごらんのように今は三行以上書けています。ただ「なにを書けばよいのか」は別として、基礎的な「文章をどう書くか」ということの根本をいまも理解しているかというとかなり怪しいです。たとえば提示しておきたいAという段落と次いで提示しておきたい真逆のBという段落をどうやってつなげればよいのかなどよくわかっていません。なのでAという段落とBという段落をつなげる