【上海・工藤哲】中国でスパイ行為への関与を疑われて日本人が相次いで拘束された事件で、浙江省杭州市の中級人民法院(地裁)は10日、温州市で拘束された愛知県の50代男性にスパイ罪などで懲役12年の実刑判決を言い渡した。日中関係筋が明らかにした。一連の事件で既に起訴された8人のうち、初めての判決となる。 関係者によると、男性は2015年5月、浙江省内の造船所や空軍基地などを撮影したとされ、軍事施設周辺で拘束されたという。16年5月に起訴され、この翌月に非公開で初公判が開かれた。具体的な起訴内容は明…
大日本印刷は、人工知能(AI)を使ってモノクロの漫画データを着色するサービスの商用化に乗り出す。AIが着色し、トーンの変更など細かい部分を人が手直しする。色を塗る作業にかかる時間は、全て人が行う場合に比べて半分程度にできるという。漫画の出版を手がける企業の需要を見込んでおり、2020年度に2億円の売り上げを目指す。 大日本印刷が開発したシステムは、AIが漫画の各コマに書かれた内容を判断して着色する。内容によっては1コマ10秒程度で着色可能。さらに同社の漫画専門のエンジニアが、トーンの変更など細かい修正をして完成度を高める。人が漫画の着色をする場合、1枚のイラストに1日程度要する場合もあるが、同サービスを使えば時間を半分程度に短縮できるという。 同社によると、海外の電子コミック市場ではカラー漫画が主流。一方、国内の漫画はモノクロの作品が多く、「海外進出にはカラー化した方が良いのでは」という声
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く