米ファストフードチェーン大手マクドナルドは先ごろ、提供する「クラシックバーガー」7種類について、食品添加物の使用を中止すると発表した。ビーフパティ、バンズ、チーズ、ビッグマック・スペシャルソースをより健康的なものにするため、人工の調味料や保存料、着色料などを使用しないことにする。 バンズについては、カビが生えるのを防ぐ目的で使われている保存料のプロピオン酸カルシウムの使用をやめる。過去の研究では、この保存料が子供の行動に悪影響を及ぼしている可能性が指摘されている。 「Journal of Pediatrics and Child Health(ジャーナル・オブ・ペディアトリクス・アンド・チャイルド・ヘルス)」に発表された論文によると、プロピオン酸カルシウムは子供の「易刺激性、情動不安、不注意、睡眠障害を引き起こす可能性がある」という。 また、マクドナルドは保存料のソルビン酸の使用もやめる。