野球で投手が投げるフォークボールが「落ちる」のは、ボールの回転数が直球に比べ少ないからではなく、回転しながら進む際に下向き垂直方向に働く力「負のマグヌス効果」が起きていることが理由だと、東京工業大などの研究チームが導き出した。ボールの縫い目の回転の仕方によって、浮き上がる力とは真逆の力が働いていた。1回転で縫い目が4本見えるフォーシームに比べ、同じく2本見えるツーシームのほうが落差が大きく、19センチも差があったという。 東工大の青木尊之教授らの研究チームで、同大学術国際情報センターのスーパーコンピューター「TSUBAME3・0」を活用した。ボールの表面の縫い目にかかる空気の圧力、流れまでを詳細に分析するシミュレーションを行い、ボールにかかる抗力などを割り出した。 投げたボールは(1)球速(2)回転数(3)回転軸によって軌道が決まる。また、ボールにはバックスピンの回転がかかるため、空気の流
「呪い」のように長く自分を縛り付けていた価値観から自由になり、夢に向かって歩き始めるまでを描いた漫画が大きな反響を呼んでいます。投稿したのはTwitterにエッセイ漫画などを投稿している帆波りつ(@honami_kt)さん。 似たようなことを言われた人は、多いのではないでしょうか 「古い価値観の呪いと私の夢」を読む 「女の子は高卒で十分」「勉強させてなんになる」。そんな古い価値観が根強く残る地方出身の帆波さん。大学に行けなかったことを悔やむ母からは「良い学校に進学して、良い企業に就職して、良い人を見つけて結婚すればいい」、祖母からは「好きなことは仕事にせず、趣味のままが一番」だと言われて育ちました。 帆波さんは幼い頃から絵が好きで、中学では美術部に入部。顧問からは高校の美術科受験を勧められましたが、心の底ではあこがれていたのにもかかわらず、絵に関する仕事を目指すのはリスクがあると辞退してし
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