北朝鮮がグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射を検討していると発表する中、グアムの当局は、核兵器による攻撃も想定して住民にさまざまな準備をしてもらうための緊急のガイドラインを発表し、警戒を強めています。 ガイドラインでは、人々が攻撃された際に屋外にいた場合、失明する可能性があるためせん光や火の玉を直視しないことや、頭を抱えて地面に横たわること、それに放射性物質による体への影響を防ぐため、汚染された衣服を直ちに脱ぐことなどを呼びかけています。 また、あらかじめ用意しておくべきもののチェックリストも掲載していて、緊急時に家族と連絡を取り合うために必要な携帯電話や充電器、それにラジオやバッテリーのほか、応急手当のための医薬品などを載せています。 グアムのカルボ知事は11日、アメリカメディアとのインタビューで、「もしもグアムが攻撃されることになれば、軍だけでなく何千ものアメリカ市民が危険にさらされ