ハイファンタジー小説 ハンマーダルシマーという楽器 現在、カクヨムに中世を舞台にしたハイファンタジーを書いております。その中で、演奏する楽器として考えたとき探しだした楽器が、ハンマーダルシマーです。初めて、その音色を知り惚れました。 下の楽器です。 あまりに素敵で、お聞きください。 www.youtube.com この演奏をイメージに書いているのが下記作品です。 『ファム・ファタール-心を失った皇女-』〜奴隷を愛した姫君は世界の片隅で恋に溺れる〜 【第1話】 ミルズガルズの皇女 私は17歳になるまで、ミルズガルズの森に囲まれた美しい湖畔の家で育った。この家を普通に家と呼ぶ人は少ないけれど。 実際は、『ミルズガルズの美しい邸宅』とか『あのヘルモーズ卿の湖の城』とか呼ばれている。その名に、私は少しだけ恥ずかしさを覚えてしまう。 だって、この城は私のためだけに、日々、莫大な金を浪費をしているのだ