月と太陽、暗がりと日なた。月(つき)と日(にち)という名の双子に重ねられたモチーフがそう言った類のものであるならば、さながら読者の心は潮の流れのようです。月と太陽の引力に翻弄される潮流です。 ちょっとキザっぽいこと言っちゃいました。この作品を読み終えた時に感じた、心を鷲掴みにされるような気持ちと抒情的な文運びの妙に、思わず引きこまれた故のキザな感想です。 月の抱える、どうしようもないほどの強い感情。その抱え込み方や結末への心情の変化、そして月から見た日の心情とその実情のカタルシス。素晴らしい密度の百合短編であること請け合いです。 大変素敵な百合作品を拝読し、その僅かばかりのお礼としてレ…続きを読む
デジタルデータでの画像や文字を構成する最小単位・ドット。 最小だけど無限の世界を描き出せる小さな巨人・ドット。 こんにちは。ぼくはイラストレーターやモグリのドッターなどをやっているたかくらかずきといいます。 モグリっていうのは、あれです。ゲームの仕事メインでドット絵をしているわけではないのです。もともと普通の絵(絵柄が普通かどうかはおいておいて、解像度が高いイラスト)を描いてたんですけど、その解像度がゲームが好きなことによりどんどん下がっていき、気づいたらドット絵になっていたという、そんな感じです。 だから、この記事ではゲーム業界にいるグラフィッカーやドッターさんとはちょっとズレた視点でドット絵のことを中心に「ゲームの構図」について書いてゆきます。 ※�本稿は、2015年3月に「KAI-YOU.net」で配信した記事を再構成したもの ドット絵からみる、ゲームの構図史 ゲームの歴史については
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く