7月5日から数十年に一度といわれる大雨が福岡県、大分県で発生し甚大な被害となっている。電気や通信網などのライフランも途絶え、一部では連絡すら取れない状況だという。 土砂崩れによって流木が押し寄せ、死者と行方不明者も発生しているが、九州北部では8日にかけて大雨が続くと予想されている。 こういった大災害が発生し、悲惨な状況が各種メディアで報じられるたびに、現地へボランティアに行こう、支援物資を送ろう、と考える人がいる。そして無秩序なボランティアや支援物資の輸送はかえって混乱するからやめるべき、という冷静な対応を求める人も現れる。 ボランティアに行きたい人や支援物資を送りたい人からすれば善意を否定されたようで不愉快になるだろう。役に立てなくても非常時に理屈を言ってる場合じゃない、とにかく何かをするべきだ、と考える人もいるかもしれない。しかし、自治体等が正式に呼びかけるまでボランティアも支援物資も