4月10日、岩田一政・日経センター理事長(元日銀副総裁)はロイターのインタビューに対し、「異次元緩和」の狙いは長期金利の大幅低下に伴う機関投資家のマネーシフトにあり、狙い通りの効果が早くも表れていると指摘。都内で昨年9月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 10日 ロイター] 岩田一政・日経センター理事長(元日銀副総裁)はロイターのインタビューに対し、黒田東彦日銀総裁のもとで実施された「異次元緩和」の狙いは長期金利の大幅低下に伴う機関投資家のマネーシフトにあり、狙い通りの効果が早くも表れていると指摘。 それに伴って期待インフレ率の上昇による実質金利低下で実体経済にも波及が期待できると評価した。新たにマネタリーベースを目標に据え270兆円の残高を目指す点も、名目GDP3%達成に必要な額と見合っていると分析、緻密な計算が働いていることが想像できるとした。ただ1ドル100円
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