日経新聞は1月1日、アップルが月内にもiBookstoreを日本で開設すると報じた。すでに報じられていたことで、またiPad登場以来3年近くも待たされてのことでもあり、ニュースとも言えないが、今年の目玉の一つにはなるだろう。昨年のKobo、アマゾンに続いてアップルが登場したことで、真のグローバル化の環境は整った。これはたんなるアップルのストアではなく、世界第2のコンテンツストアの開店で、アマゾンKindleとはまた別の意味がある。 タイミングもよく市場への実質的影響は大きい iBookstoreが日本で開設することの意味・影響を、とりあえず以下のように整理しておきたい。 出版社(者)がプラットフォームを選択できるので、販売競争が促進される。 アプリと異なり、iBookAuthorというオーサリング環境もあるので日本語出版がしやすくなる。 EPUB3の普及が早まり、旧来の日本語専用フォーマッ