安田成美主演、1986年作品。安田演じる謎めいた雰囲気を持つ女子大生を中心に複雑に絡み合う恋模様を80年代当時の世相、核家庭の有様を交えてシニカルに描く。原案は、高橋真梨子「桃色吐息」、中森明菜「ミ・アモーレ」など数々のヒット作を生み出した作詞家・康珍化が担当。安田が演じる謎めいた雰囲気を持つ女子大生を中心に、親にはナイショにしたい複雑に絡み合った恋模様を80年代当時の世相、核家庭の有様を交えてシニカルに描く。ドラマの舞台は東京・秋葉原。 1986年放送当時の秋葉原は、テレビゲームの登場・普及とともに電子部品や白もの家電のみならず、ゲーム機やパソコンを扱う店も増え、大きな転換期を迎えていた。物語は、女子大生・えり子(安田成美)と彼女が家庭教師をつとめる15歳の少年との恋模様を軸に、えり子に思いを寄せる秋葉原駅員・公路(柳沢慎吾)らが絡んだ恋愛模様が展開される。また、安田や柳沢のほか、原田芳