2005年06月16日01:20 カテゴリLove 「理」の進化論 どうも我々は「理」というものを狭くとらえがちな生き物らしい。 小福のへりくつ: 出生率 女は本来、理屈で結婚したり子供を産むわけじゃない。理屈を超えた存在を感じるから結婚もするし子供も産むんである。だって、結婚はアカの他人の家の墓に入ることを決意することだし、出産は「命」ひとつ生み出しちゃうことなんだから、理屈でどうこうって世界じゃないだろう。我々はよく「理屈じゃない」という言葉を口にする。しかし、よく考えると、これらの「理屈じゃない」ことは、より強い「理」からみて「合理的」なことが多い。たとえば「理屈じゃない」はずの出産は、「生理学的」には確実に合理的だし、心理学的にもかなり合理的だ。 そう。われわれが「理」という場合、「心理」、それも前頭葉的な「倫理」であることがほとんどだ。しかし、これは一番歴史の浅い「理」なのだ。