アイスの「あずきバー」で知られる井村屋グループ(津市)と刃物の産地、岐阜県関市が、ツイッターの投稿をきっかけに交流を始めた。あずきバーと日本刀の「硬さ」が取り持った縁。同社の浅田剛夫会長(72)が2日、尾関健治市長(42)を表敬訪問した。 発端は2月24日、あずきバーの「硬さ」をネタにしたツイッターの一般の人のつぶやきだった。「伝統的なあずきバーの製法」として関市の伝統的な日本刀制作の画像が投稿された。これに井村屋の担当者が公式アカウントで「社外秘が漏れてしまった…」と反応。関市の尾関市長も自身のツイッターで「宣伝いただきましてありがとうございます」と投稿した。ユーモアたっぷりのやり取りがネットで盛り上がり、3万8千回を超えるリツイート(転載)があった。 市はPRしてもらったお礼に、5日開催の日本刀制作の実演公開イベントで、あずきバー100本を無料で配布することを決定。同社は15日から募集